このレールからはずれること

今日、去年の10月までうちの会社にいて、今はフリーのエンジニアをしてる先輩と久々に飲んだ。

身につまされる思いを感じたのは、自分はレール上でしかやってないなって事です。
レールからはみ出すことも、レール上で暴れることもなく、レール上にいるなと。

過去の経験から、今のレールに居続けることの不安を強く感じているが、今日話を聞いていて、レールにお利口にいた人間が、レールの外で立ち回る事は、想像しにくいのは全くその通りだ。


一方で、会社人として絶対的評価者がいたケースの感覚では、共通するものも感じた。一つの会社、さらに一つのプロジェクトに長くいることになればなるほど、常に同じ方向からの評価となる。
そうなると、実は認められている部分からくる自信がなかなかつかない。人を認めることが上手な人間はいないから。
しかし人の色が変われば評価する側面や、自分との相対的評価は異なる。


私の過去では自分からレールを外れたわけではなく、結果として外れたという意味合いが大きい。
選択をしたのは自分であることは確かなのだが。
ただその時の状況から受けた影響は大きい。


ただ、色々な悩みを灰燼に帰す言葉を先輩が言っていたが、結局やるかどうかだということ。
状況が変われば、自分も変わらざるを得ない。現状のままの自分が、状況が変わった後の自分というわけではない。


今は自分から外に出ないといけないとは感じているが、じぶんが自分が優先するものを考える事からキャリアは作られるのだと思う。